基本的には http://developer.android.com/tools/devices/emulator.html#acceleration に載っていることと同じ。
VM Accelerationを行うには
- CPUがhardware virtualizationをサポートしていること。
egrep -c '(vmx|svm)' /proc/cpuinfo
とし1以上が返ってくればCPUは対応している。
- BIOSでhardware virtualization supportがイネーブルになっていること。
が条件となる。
LinuxではKVMをインストールすることでVM Accelerationが可能になる。インストール方法は https://help.ubuntu.com/community/KVM/Installation を参考に行った。
インストールするモジュールは(Ubuntuの場合)
qemu-kvm, libvirt-bin, ubuntu-vm-builder, bridge-utils
で
sudo apt-get install qemu-kvm libvirt-bin ubuntu-vm-builder bridge-utils
等でインストールする。
インストール後libvirtdのグループに自分を加える。
sudo adduser `id -un` libvirtd
その後一度ログアウトし、再びログインする。
端末で
virsh -c qemu:///system list
とし
Id 名前 状態
----------------------------------------------------
と表示されれば、インストールは成功。
EmulatorでVM Accelerationを行うには更に
- Android SDK ToolsがRevision17以上
- AVDがx86ベースのシステムイメージで作成されている
この条件を満たすことを確認したらAndroid Studioのメニューの「Run」-「Edit Configurations...」で表示されたダイアログで「Emulator」タブの「Additional command line options」をチェックし、右側に
-qemu -m 512 -enable-kvm
と記述する。
後はこのx86ベースのEmulatorを立ちあげれば良い。
Emulatorが立ち上がるまで(ロック画面が表示されるまで)の時間を計測してみると
x86ベース、VM Acceleration無し 28秒
x86ベース、VM Acceleration有り 18秒
armベース 6分30秒
となった。
armベースは桁外れに遅い。
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